わんちゃん


しらないよすべての、学祭であったこと。すべての、じょしだいせいたちは、ひっぱりだしてきた高校の制服をきて、すべてのサークルのために、ダンボールと画用紙で作った看板持って、破格の値段のフランクフルトを売り歩くの。すべての、だんしとすべてのじょしは、キャンパスをうめつくして、あるきながら目星をつける。うまくいったこと、いかなかったことしってることしらなかったことたくさんあるけど。すべての、キャンパスは学祭でいっぱいいっぱいで、その期間中、信じられないくらい誰も空をみていないの。うまく、すべての人波にのれたなら、あたしたちこのまま、あしたからの講義もだいじょうぶで、いちげんにいつもどおりでて、机の下の画面で、あさってからの予定をうめる。すべての、かようびともくようびは、すべてのにちようびのためにささげられて、あたしたちまた来年の、すこし役割がふえたらいねんの学祭を企画する。借り暮らしのだんしとすべてのじょしは、ほとんどだいたい成人してるし、きっとたぶん、またどこかのきょうしつで見つかるし。しらないの。すべての、サークルとたいいくかいの違いを。いつかあたしたちは、きょうも昨日も、せいしゅんをえんちょうしてたって気づくもの。すべての、あたしたちは、また大人になるの。そしてあたしたち、知ってほしい。すべてのキャンパスで。すべての、ツイッターで。


あるところに、 vol4 掲載 http://arutokoroni.org/